転送します。83歳、かずおです。23年前の自分(60歳)に向けて書きます。同世代の皆さんにも。先週、親友の田中が自宅の階段で転びました。昨日まで元気だった男が、きょうはリモコンの「決定」を押せない。スマホの画面も滑る。箸で寿司がつまめない。ベッドで彼は泣きながら言いました。「なんで60代のとき、体を作っておかなかったんだ」

80歳の現実は、ノックもせずに来ます。
妻もそうでした。書道の先生。誇りだった筆が、80を過ぎて持てなくなった。まだ大丈夫——そう思った翌月、指が言うことを聞かない。

私は、たまたま間に合った。
60代に出会った79歳の村田先生が言ったからです。
「君はまだ間に合う。いま始めれば、80になっても“自分”でいられる」

その日から、私は10の習慣を始めた。ここに“現実”と“対策”を並べて書きます。どれも派手じゃない。けど、効く。

1|お金は「生きているうちに経験へ」
同級の村夫婦は遺産づくりに命をかけ、80代で後悔。「温泉、行けばよかった」と。私は退職時に“楽しむ予算”を月10万に固定。温泉、陶芸、家族の外食——全部、思い出になって残った。

2|比較をやめる決断
SNSで他人の老後を見て沈むより、公園掃除を始めた佐藤は「公園の佐藤さん」と呼ばれる存在に。お金じゃない、生きがいで顔が変わる。

3|“浅くて温かい”つながりを増やす
犬友、スーパーのレジの山田さん、太極拳の仲間。深くなくていい。「役に立てる関係」が心を若く保つ——75歳の鈴木さんが教えてくれた。

4|子どもと“お金の距離”
私は長男に退職金の半分を渡し、以後ずっと遠慮が生まれた。失敗。次男とは「月1の食事会」だけ約束。これが一番うまくいった。

5|筋肉=コップの水
70を過ぎると毎年こぼれる。でも足せば溢れはしない。私は60代から、朝スクワット10回、テレビ中のかかと上げ20回、歯磨き中にグーパー100回。いまも買い物に歩いて行けるのは、これだけの積み重ね。

6|睡眠を“固定化”
毎日同じ時間に寝て起きる。夜更かしは老いを早める。体が先に壊れる。

7|無理しない断捨離
毎年すこしずつ。思い出は厳選、写真はデジタル化。家も心も軽くなる。語れる記憶だけ残す。

8|“手のひら”たんぱく
肉か魚を手のひら1枚ぶん、毎食。増やしすぎず、減らさず。体調の底が上がる。

9|新しい趣味を1つ
陶芸と写真を60代で開始。先月、作品が地域展に出た。下手でも、始めた人から若返る。

10|小さな快楽を最優先
朝の散歩、一杯のコーヒー、孫とのおしゃべり。大旅行より、“毎日の喜び”が老後を支える。

——ここまで読んで、「もう遅い」と思った人へ。
田中は諦めた。私は諦めない。先月からスマホ教室に通い、若い講師に言われた。「かずおさん、伸びが速いですね」。83でも、脳はまだ伸びる。

最後に、60代のあなたへ“控えめじゃない忠告”。
・体は突然、裏切る。だから今日から筋肉。
・家は突然、階段が敵になる。だから段差とモノを減らす。
・家族は突然、遠くなる。だから「金より予定」を渡す(月1の食事)。
・心は突然、弱る。だから“役に立てる場”を1つ持つ。

80になって奪われる前に、60から取り戻す。
きょう始めれば、まだ間に合う。私が証人です。

共感したら、同世代の友だちに回してください。
コメントで「明日からやる1つ」だけ書いていきましょう。

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